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2006/5/4

1952年 フランス作品。

「嘆きのテレーズ」(★★★★☆)
監督:マルセル・カルネ
原作:エミール・ゾラ

冒頭で、カーリングみたいな遊びをしてますね〜

「映画は現実じゃない。夢の見すぎだよ」
「男を愛して、信じ切れ。駆け落ちは簡単だ」

病弱な夫カミーユと、息子の肩ばかり持つ姑の
世話に嫌気が差した妻テレーズは、
不倫の情熱に身をゆだねる。

不倫した妻と情婦を殺しても無罪なんだぞ!とキレる夫。
不倫相手は、夫ともめて、弾みで殺してしまう。
そのショックで、植物人間になってしまった姑。
この無言で睨む目つきが怖い!

そこへ、殺しの目撃者が、脅しを掛けて金を要求する。

「恋に多少の犠牲はつきものだろ」
「戦争のおかげさ」
「生きるか死ぬかの戦いで、鍛えられた」
「戦争も役に立つもんだ」
「不幸な青春だった」
「おかげで、こんな人間にさせられた」
「俺を甘く見るな。一度、狙った獲物は逃がさない」

夫の死は事故だと、裁判で認められ、慰謝料が払われるが・・・

欲しいものは、人を傷つけてでも奪うか、
人を傷つけないために、自分が犠牲になるかの葛藤。
我が身かわいさに、都合の悪いことには目をつぶるエゴ。
そして、因果応報。

昔も今も、こんなことはよくあったのね。
ホント、人間って、何も変わってないんですね。