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2006/5/15

1968年 日本製作。

「神々の深き欲望」(★★★☆☆)

監督:今村昌平

とても邦画とは思えない、
自然と生命の営み、民族文化の表現、映像美が素晴らしい!
所々に登場する生々しい魚や動物のカットが
エネルギッシュな自然と生命の息吹を感じさせます。
完全に、独自の世界を作り出していますね。

神を崇拝する民族の南の島に
土地開発の人間が外部からやってきて
神を奉る湖の水源を巡って
村の秩序が乱れていく。

神を恐れぬ冒とくと、神を崇拝する信仰の衝突。

人間の本能の赴くままに、無節操に快楽に溺れる男女。
おっぱいを鷲掴みにして迫る男がエロイ(><;
女を巡る男の欲がストレートに描かれてます。

そして、
島を脱出して、アダムとイブになろうとするカップルと
裏切り者としてそれを追う、仮面を付けた村人が怖い。

人間とは、自分と相反するものを排除することで
自我を保とうとするのだろうか?
そして、その行いを、
神の名の元に正義とかざして正当化する。
つまり、神とは、
人間が自分の都合のいいように作り出した
絶対権力ではないだろうか?

本質を突き詰めた本物は、時代が変わっても古くはならない。
実際、人間の歴史なんて、
道具が変わったくらいで、
やってることは大昔からの繰り返しだし。

やっぱり、5つ星評価って、点数みたいでイヤなんだよね〜
これは、あくまでわたしの感想であって
映画の良し悪しとは関係ないもん。