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2006/11/18

「博士の異常な愛情」

「または私は如何にして心配するのを止めて」
「水爆を愛するようになったか」

スタンリー・キューブリック監督

1963年 アメリカ製作(★★★★★)


人は、狂ったときに笑えるものである。

いきなり核攻撃の命令が来て、
将校もパイロットも、何かの冗談だろうと思ってしまう。
平気で核爆弾を落とせるわけがないと。

一人の誤った独断の判断と、
規約のほころびからすり抜けた情報操作の行き違い、
予期せぬアクシデントが重なり、
悲劇は起こり得るものになる。

一旦、引き金を引いたら、後戻りはできない。
話し合いをする間もなく、
やるか、やられるかだけしか選択の余地はない。

例え、使う気がなくても、
核を持っているだけで、
核戦争が起こる可能性があるわけですよ。
世界各国のTOPさん?

というか、権力と欲に溺れて、
狂ってるから持てるんですよね。

唯一の被爆国で、核を持たない日本だけが、
核戦争を止める発言力を持ってると思うのは、
わたしだけでしょうか?

40年以上前に作られたこの映画が、
時代を先読みしていたのではなく、
ただ単に、人類の歴史が進歩してないだけ。

同じ過ちを繰り返して、自問自答するのが、
人類の不変のテーマなのです。

起こってしまってからでは、もう取り返しがつかない。
でも、また起こってしまうでしょう。
なんだ、どう足掻こうが、昔も今も変わらないんじゃん。
愚かで無力な私たちは、開き直って笑うしかないんですw


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