映画:な

映画「NANA」(★★★☆☆)3

2006年12月11日23:04
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2006/12/11

2005年 大谷健太郎監督

「NANA」(★★★☆☆)

「てめーの男だろ! てめーで取り返せ!」

彼氏を追って、上京する女の子。
そこで同席した2人のナナは、
相部屋で同居することになる。

明るくお喋りで、天真爛漫なナナと、
クールでニヒルな、ぶっきらぼうのナナ。
正反対の性格の2人だけど、
固い友情で結ばれるようになります。

いろいろと、恋の縺れがあって、
わが身に沁みるような痛い思いに共感できます(><;

失恋して辛くても、強い意志を持って、
前向きに生きようとする2人の女性の友情に、
心打たれました。


公式サイト
http://www.nana-movie.com/

みんなのシネマレビュー
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=11684

嘆きのテレーズ4

2006年05月04日19:39
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2006/5/4

1952年 フランス作品。

「嘆きのテレーズ」(★★★★☆)
監督:マルセル・カルネ
原作:エミール・ゾラ

冒頭で、カーリングみたいな遊びをしてますね〜

「映画は現実じゃない。夢の見すぎだよ」
「男を愛して、信じ切れ。駆け落ちは簡単だ」

病弱な夫カミーユと、息子の肩ばかり持つ姑の
世話に嫌気が差した妻テレーズは、
不倫の情熱に身をゆだねる。

不倫した妻と情婦を殺しても無罪なんだぞ!とキレる夫。
不倫相手は、夫ともめて、弾みで殺してしまう。
そのショックで、植物人間になってしまった姑。
この無言で睨む目つきが怖い!

そこへ、殺しの目撃者が、脅しを掛けて金を要求する。

「恋に多少の犠牲はつきものだろ」
「戦争のおかげさ」
「生きるか死ぬかの戦いで、鍛えられた」
「戦争も役に立つもんだ」
「不幸な青春だった」
「おかげで、こんな人間にさせられた」
「俺を甘く見るな。一度、狙った獲物は逃がさない」

夫の死は事故だと、裁判で認められ、慰謝料が払われるが・・・

欲しいものは、人を傷つけてでも奪うか、
人を傷つけないために、自分が犠牲になるかの葛藤。
我が身かわいさに、都合の悪いことには目をつぶるエゴ。
そして、因果応報。

昔も今も、こんなことはよくあったのね。
ホント、人間って、何も変わってないんですね。

映画:南極物語4

2006年03月19日04:43
2006/3/18

「南極物語」83年(A)
監督:蔵原惟繕
出演:高倉健、渡瀬恒彦

「ここは南極やで。強い者しか生き残れんのや!」

ディズニーがリメイクを作ったので再注目を浴びたのね。
実話に基づいた感動的なストーリーで
子供の頃、犬のタロとジロの人気はすごかったです。

氷山、ペンギン、アザラシなど
美しくも厳しい地球の果ての雄大な自然。
大氷原に映る夕日、暗闇を照らすオーロラの美しさが素晴らしい。

南極初の昭和基地。
厳しい環境に身を置く調査員達は苦しい状況にあった。
探検調査のために、3人の隊員と15頭の樺太犬が選ばれる。
足に血がにじむほど走るなんて健気です。

しかし、雪目によって視力が落ちた隊員は遭難してしまい
タロとジロを放して救援を求める。
無事、助かった隊員だったが
悪天候のため、志半ばに犬達を置いて南極を離れることになる。

辛い別れです・・
取り残された犬達が寒さと餓えで可哀そう(><;
犬の里親に謝罪に行く隊長の重い気持ち・・

罪悪感から自分を責める隊長。
いっそ、この手で殺しておけばよかった。
でも、もしかしたら生きてるかもしれない。
誰にも命を奪う権利なんてないんだ。
そう、自分に言い聞かせる。

残された15頭の犬達は、自力で鎖を外し
氷の中の魚やアザラシを糧に命を繋ぎとめる。
だが、中には凍死する犬も少なくなかった・・

年月を経て、南極に戻った隊員は
最後に生き残った2頭のタロとジロと感動の再会をする。
ワンコがかわいい〜w
抱きしめたくなる〜w
そんな、ワンコLOVEの映画でした。
命の尊さ、人と犬の絆にジーンときます。
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