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2007/2/24

「人を斬るってことは、侍でもおっかねえことなんだ」

「隠し剣 鬼の爪」(★★★☆☆)

2004年 山田洋次監督。

「きえは、この俺が、刀さ賭けて守る!」

貧乏侍の召使いの女きえが、
嫁ぎ先で酷い扱いを受けて病に倒れたと聞き、
侍は、きえを奪い返しに行く。

妹に、旦那さんの嫁になるの?と聞かれて、
身分が違うから無理と答えるきえに対して、
身分のことがよくわからない純粋な妹がいいですね〜

田舎侍が、
西洋の新しい大砲のすごさがわからない会話のやり取り、
西洋文化の波が押し寄せて、
従来の侍の在り方が時代についていけないのを、
ユーモアを交えて描かれてます。

主人公の侍、片桐の人柄、物語の背景、果し合いの流れは、
「たそがれ清兵衛」にそっくりで、
ちょっと新鮮味がなかったけど、普通に楽しめました。

己の正義と誇りを賭けた真剣勝負を邪魔され、
お上には逆らえない下級武士の悲壮。
切腹を拒んだ友の狭間は、
片桐に斬られて死ぬことが本望だったように思えます。

最後は、秘伝を使って、狭間と妻の敵討ちをするが、
狭間の妻のエピソードを、悪代官がネチネチ説明するのは、
嫌らしくて蛇足に見えました(><;

片桐は、武士という身分も階級も捨てて、
商人という自由を選び、きえにプロポーズきたー!

ただ、気になったのが、
それは旦那様の命令ですか?って、
従順な答えをするきえを見て、
最後まで身分の差は残ってるんだな〜と、
ちょっと残念でした。


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