高畑勲

ジブリアニメ:おもひでぽろぽろ(★★★★★)5

2007年10月20日12:49
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2007/10/19

「おもひでぽろぽろ」1991年(★★★★★)

監督:高畑勲。声:今井美樹、柳葉敏郎。


東京生まれの東京育ちのタエコは、
10日間の休みをもらって、
山形の田舎へ紅花摘みに出かけたところ、
そこに、小学5年生のタエコの思い出が蘇ってきて、
面白いやら切ないやらで、
自分を見つめなおす体験をするのでした。

大人タエコのえくぼがくどいのが気になっちゃうわ(^^;
でも、回想を語る口調が、詩のような余韻があって好きです。


10歳のタエコは、昭和41年。
ビートルズ、ミニスカート、宝塚のブームが始まったって、
時代のギャップがあってよくわかんないけど、
世代を超えた人気があるって、ちびまるこちゃんみたいな世界観ね。

熱海で、温泉を梯子して逆上せて、よく溺れなかったわね〜
てか、女の子のヌード出してOKなの!?

パイナップルの食べ方がわからないのに、
買ってくる父もアレだけど、
いざ食べてみると、家族全員でマズイって、
あんたら、いつもタエコの好き嫌いを叱ってるじゃないの!

それで、隣の席の男の子と、
給食の嫌いなものを交換して食べてもらうんだけど、
わたしだったら、牛乳2杯も飲んだらお腹壊しちゃうよ(><;

黒板に相合傘のラクガキをされるのは、
わたしにもあって、あれは恥ずかしかったですね〜(><;
それにしても、スケベ横丁ってひどい名前の付け方・・・

体育で野球の応援とか、
試合に勝ったら、先生がアイスを驕ってくれるっていうのは、
うちの学校にもありましたw
なんか、あるあるばっかりで、タエコに共感しまくりですw

初めて生理の授業を受けた直後は、
男子と気まずい雰囲気になりましたね・・・
最初に生理になったリエちゃん、
男子にからかわれても、笑って動じないなんて大人すぎ!

ハンドバッグをなかなか貸してくれない姉もイジワルだけど、
さらに追い討ちをかける父のビンタがひどい・・・(><;
この父、無口で頑固者でムカツク!大嫌い!


分数の割り算がすんなりできた人は、
その後の人生も上手くいくんだって。
分子と分母をひっくり返してかけるって理屈はそうだけど、
そんなの使うシチュエーションが想像できないんだよね。
実際、リンゴの例でも具体的に説明できないじゃん!

誰か頭の良い人がいたら、
分数の割り算の答えじゃなくて、使い方を教えてください。
ちなみに、自慢じゃないけど、
わたしは、数学のテストで100点満点中5点とかザラでしたw

学芸会で、
村人その1の役になったタエコの演技上手いわね〜
それに比べて、村人234の子がやる気なさすぎ(^^;
せっかく、タエコにスカウトが来たのに、
ここでも、子供の夢と才能をぶち壊す父が憎らしい〜!
タエコ、よくグレなかったな・・・
耐える子だから?
ひょっこりひょうたん島で盛り上がっても、
その世代じゃないからわかんないよ〜(^^;


ドライブで話が弾んで、意気投合するタエコとトシオ。
会話のテンポが良くて、
男女が惹かれあっていく様子が気持ち良いわ〜
ここは、ビフォア・サンライズに通じるものを感じます。

田舎の景色は、人間が自然の力を借りて作ったものだから、
無意識に懐かしく故郷のように感じられる話は勉強になりました。

わたしがタエコだったとしても、トシオは好みのタイプだけど、
告白とかプロポーズは、男性本人からされたいものなのよ。
下手に外野から催促されると、ペースが乱れてダメだって!

最後に、不潔で嫌われ者の転校生、アベくん登場。
タエコにだけ、お前とは握手してやんねーよって拒否。
ここの心理は、いまだに掴めないな〜
好きな子をいじめたくなるっていうのは、なんとなくわかるけど。

ただ、タエコとトシオのやり取りを見て、
こうやって恥らいなく、ありのままの自分をさらけ出して、
それを受け入れてくれる人と信頼を深めていくと、
愛が生まれるのかなって思いました。
けっこう、極上のラブストーリーじゃん!
書きなぐりな長文になったのは、ごめんなさいね(^^;


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ジブリアニメ:火垂るの墓(★★★★☆)4

2007年09月22日12:42
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2007/9/21

「火垂るの墓」(★★★★☆)

1988年 高畑勲。

蛍の光のように果敢なく散った幼い命。

思えば、初めてビデオデッキを買ってもらって、
最初に見た映画が、この作品でした。

幼い兄と妹が悲惨な最期を遂げる、
あまりに辛くて悲しい話だったので、
もう一度見るのが怖いって思うくらい、
トラウマになっちゃったんですよね。

冒頭から、いきなり主人公の死が語られる始まりが、
衝撃的で切なかったです。

焼夷弾の雨が降り注ぐ空襲の怖さ。
ウジが湧く包帯ぐるぐる巻きの姿になった母の痛々しさ。
その時代の生活感がにじみ出るような背景の描写。

そんな中、
サクマドロップを大事に持つ無邪気な節子と
妹を世話する清太の兄妹愛に涙を誘われてしまいます。

あどけなく笑ったり、大声で泣きじゃくる節子と、
声を殺して男泣きする清太で対照的なんですよね。

栄養失調で衰弱しきって、
声が枯れて、目が虚ろになった節子が、
ドロップの代わりに、おはじきを口に入れてるシーンが、
目も当てられないほど気の毒・・・(><;

見終わった後、
あまりに報われない不幸な運命に大泣きして、
どうしようもない虚無感に襲われて、鬱になってしました。


ただ、大人になって見直してみたら、
これを安直に戦争が生んだ悲劇として、
解釈するのに抵抗が出てきたんですよね。
どうも、反戦とか説教くさいのは苦手なんです。

節子のためを思うなら、清太が我慢して、
おばさんの家に置いてもらえばよかったんだけど、
そんな社交的に振舞えるのは、大人の思考でしょう。

坊ちゃん育ちで、思春期の清太は、
戦時下の貧困状態でなかったとしても大人社会に対応できず、
若さゆえの過ちで、自由で独立的な生き方を選んだかもしれません。

でも、
14歳の子供一人で、4歳の子供を養えるほど、現実は甘くない。

その結果、子供だけで生きていく術もなく、
清太の間違った行動で、節子を死なせてしまい、
心の支えを失った清太も、その報いを受けて力尽きてしまう。

トリュフォーの「大人は判ってくれない」のような見方をすると、
この2人の自滅的な死が、よりいっそう不憫に思えてくるんです。


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