「秋立ちぬ」60年{昭和35年}(A)

監督:成瀬巳喜男
出演:大沢健三郎、一木双葉

父を亡くして、信州から母と上京してきた6年生の秀男。
〜するズラって訛りw
母は、叔父の八百屋の家に、秀男を預ける。
カブトムシにスイカをあげる辺り、子供ですね〜
お風呂で遊ぶ子供達。
「怪傑ハリマオ2丁拳銃」って・・
母のいない寂しさに泣く秀男を、
バイクに乗せてドライブに連れて行くお兄ちゃんがやさしい。
かなり調子のいい、軟派な兄ちゃんだけどねw

母の勤めている旅館に訪ねにいくと、
その家の娘の4年生の小さな女の子、順子と出会う。
いきなり、宿題頼まれてるしw
そして、海を見た事がない秀男に、見せてあげると言うやさしい順子。

しかし、母は旅館のお得意さんと恋仲になって
息子を捨てて駆け落ちしてしまう。
中年の女は怖いって、順子ちゃんはおませねw
母がいなくなって可哀そうだから、
自分の家の子にしてもらってお兄ちゃんになってと言う順子がやさしい。
周りの大人の目が冷たい中、秀男はやるせない気持ちになる。

今度は、本妻がいる順子の父が、本宅の子供を連れて
妾の順子の母の家に訪ねてくる。

「どうして、あの人達、順子のお兄さんとお姉さんなの?」
「どうして、お父さんはお母さんを2人持ってるの?」
「大きくなれば解ることだから、気にしなくていいの」

順子と一緒にお母さんが嫌いになる秀男。
「もう、あんな家に帰りたくないわ」
今度は子供2人で、遠くの本物の海を見に行く。
警察に連れて帰ってきて、子供は泣く。
順子に見せると約束したカブトムシを捕まえて
順子に見せに行く秀男だったが・・

子供の目からみた大人の世界。
大人には解らない子供の世界。
トリュフォーの「大人は判ってくれない」を思わせます。