「おかあさん」52年{昭和27年}(S)

監督:成瀬巳喜男
出演:田中絹代

日本初の女性監督になった田中絹代が主演の映画。
クリーニング屋の明るい一家。
ポパイのおとうさんって、元気ね〜w
いきなり、家が逆さに写るしw

まだ小さな子供の弟が服を泥だらけにしてきて
代わりの服がないから、お姉ちゃんのワンピースを着せられるw
いい年して、お母さんと一緒に寝たいという兄。
お母さんがすごくやさしくて、包容力があって素敵〜
おとぎ話を聞かせて子供を寝つかせる。
みんなが寝てから裁縫をする、頑張り屋さんのお母さん。
理想の男性は?と聞かれて、お父ちゃんと答える娘。

でも、あんなに元気だったお父さんが病気で倒れてしまう。
父の亡き後、家族は明るさを絶やさずに頑張る。
位牌の上にひもを付けた玉をぶらさげて
わずかに揺れているから、まだ生きていると言う。
戦後で息子を亡くしたおじさんが、次女を養子に貰いたいと言う。
母はザラザラに荒れた手で、子供達をなでてあげる。

いきなり「終」って出たからびっくりしたー!
映画館ね。
いままで父に任せていた慣れないクリーニングの仕事で
母は失敗続き。
そんな母を励ましてあげる子供たち。
息抜きに子供達と遊園地に行く。
スプラッシュマウンテンみたいなのがあるー!
長女がモデルに選ばれて、花嫁衣装に変身。
それをみたボーイフレンドが泡を吹くw
でも、本当に娘が嫁に行くとなると、どんな気持ちになるんでしょうね。

「わたしの大好きなお母さん、幸せですか?」
「わたしの大好きなお母さん、いつまでも生きてください」

この作品は、もう家族の温かさがホカホカと包み込んでくれます。
まるで、チャップリンやフランク・キャプラの作品を見ているようです。
このお母さんは、女性の鏡ですね。
わたしもこんな母親になれたらいいな〜
もっとも、すごく甘やかされて育ったので絶対ムリだけど・・><
わたしの現実の母のことは、もちろん尊敬してますよ。
母親って、家族って、本当に大切なものなんだと再確認できました。
最高に心が温まる、お母さんが好きになれる映画です。