「妻よ薔薇のやうに」35年{昭和10年}(B)
監督:成瀬巳喜男

アメリカで初めてお金を取って公開された作品。

父は妾を作り、家を出て子供まで作る。
母はそれでも父のことを深く想い、帰りを待ちこがれている。
そこへ夫婦揃っての仲人の話が出て、娘が田舎の父を訪ねにいく。
男の月給が55円、女が45円の時代なのね。
金銭感覚がわからない><

向こうの子供には、
「お父さんの大事な人で、大人になったら解る」ってみんな言うw
なんか、こんな状況なのに妙に暗くなく、ほんわかとしてますね。
普通は、もっとグログロするでしょうに。

しかし、向こうの家にも事情があって・・
この辺が複雑な人間関係で、割り切れない人の心と絆が重い。
てっきり修羅場になるかと思ったら、妙に礼儀正しい娘と妾。
本当に罪作りな父親ね!
そして、この時代の女性は謙虚すぎです><

車を止めるコツを映画で覚えたって
「或る夜の出来事」のクラーク・ゲーブルかしら?
父と母の再会も妙に他人行儀で余所余所しくてぎこちない。
最後の「お母さんの負けだわ」が心痛いです・・