「日曜日が待ち遠しい!」83年(B+)

監督:フランソワ・トリュフォー
出演:ファニー・アルダン、ジャン・ルイ・ドランディニャン

山である男が銃で撃たれて殺される。
猟から帰ってきた社長のベンセルは容疑を掛けられる。
殺されたのは、妻の不倫相手だったことが発覚。
そして、次は妻が何者かに殺されてしまう。
いったい、妻の過去になにがあったのか?
身動きが取れない社長に代わって、秘書が1人で調査に向かう。

警察に見つかりそうになって、とっさに恋人のフリをしてキスをして
やり過ごすのが活きです。
今度は、ふたりの関係が親密になってきたところで、
唐突もなくキスを。
「なぜ、警察がいないのにキスしたの?」
「用心のためさ」
って、憎いわね〜w
夜の街を歩いてて、「いくら?」と聞かれると
とぼけたように時計をみて、今の時刻を答えるw

「死とは奇妙だ。例えば病死は惨いが、死に変わりはない」
「一方、犯罪や殺人の場合は、死が抽象的になり」
「推理小説のように、死よりも事件への興味が先になる」

「女は魔物だ。わたしはそれに獲り付かれたんだ」
「1分後には、また死体がでるだろう」

とにかく、シーンのつなぎが上手く、
物語の展開のテンポが気持ちいいです。
思わず、ぐんぐんと作品に引き込まれていきます。
主演のファニー・アルダンの大人の女性の魅力が美しいです。

舞台の初日が次の日曜日で、稽古に明け暮れる役者たち。
「日曜日が待ち遠しいのよ!」はそういうことだったのね。
犯罪映画なのに、ラストは意外と明るいというか
無理矢理ハッピーエンドにしちゃった?って感じです。
それが、ウィットに富んでるということなのですね。