「ニュールンベルグ裁判」61年(S)

ナチスドイツの戦犯を裁くため、
ニュールンベルグで行われた裁判。
戦勝国が敗戦国を裁く、正義とは何か?

ヘッドフォンと通訳を通して、
英語とドイツ語でかわされる熱い闘弁。

強制収容所に送り込まれ、ガス室で虐殺された
何百万もの被害者たち。
目を覆いたくなるようなユダヤ人の死体の山。
人間の死体をゴミのように処理する惨たらしさ。

2000人ずつ、シャワーと偽ってガス室に送り
30分で1万人を殺すことが可能。

殺すのは簡単だが、死体の始末が大変といういいぐさ。
そして、自分たちの国がやってきたその事実を
知らなかった将校たちと一般市民。
恐ろしいですね。

「憎しみだけでは生きられない
 生きる為には忘れることも必要」とはいうものの・・

何世代、何世紀も許されることではない。
ヒトラーに関わった国や人、すべてに責任がある。
ヒトラーを台頭にした責任が。
犯罪に関与した人間は、すべて有罪と説く判事は、
自害したヒトラーを除く、以下、将校たちを終身刑に下す。
数年後には、彼らは釈放されるのですが、
果たして、この審判でよかったのでしょうか?

これは、わたしが法廷物で一番と思う作品です。
とてつもないボリュームと、テーマの重さですが
すべてのひとにみてほしい映画です。