「朗らかに歩め」30年(昭和5年)(A)小津安二郎

子分を従えて喧嘩やスリを働くヤクザ者の謙二は、
社長の付き添いで指輪を買い物しているやす江に一目惚れ。
危うく、やす江の妹を車ではねそうになり
それがきっかけで二人は知り合い、交際を始める。

社長にだまされたやす江を助けに行く謙二だが
腕の刺青を見られて彼の素性がバレてしまい、彼女と破局に。
彼はやす江を振り向かせるため、足を洗い
まっとうな仕事をする決心をする。
子分との別れのやり取りが泣かせます。

子分たちのユーモアなポーズがおかしいですね。
道に捨てられる少女のおもちゃがかわいそうです。

やっと、まっとうな仕事につけたかと思いきや、
昔の悪事がバレて警察に捕まってしまう謙二。
「いってらっしゃい、元気よく、元気よく」
ひとりの女性を一途に想う男の真心が素晴らしいです。