「イングリッシュ・ペイシェント」96年(C)
アカデミー作品賞、監督賞ほか9部門。
飛行機の事故で九死に一生を得たものの、
全身やけどで記憶をなくした身元不明の
イングリッシュ・ペイシェント(イギリス人の患者)
と呼ばれる男、アルマシー。
戦争で恋人を失い、その傷心が癒えない
彼を介抱する看護婦、ハナの二人。
「なぜ、僕を生かそうとするんだ?」
しだいに記憶の断片が甦ってくるアルマシー。
彼はかつて砂漠の冒険家で、旅を共にした人妻のキャサリンと
不倫の恋に落ちて激しく愛し合った過去があった。
「苦しんでるのは自分だけだと思ってるの?」
しかし、夫に浮気を感づかれ、
夫は砂漠の中でキャサリンと心中しようとして死亡、
キャサリンは重傷を負ってしまう。
アルマシーは彼女を救うため助けを求めにいくが
軍の妨害に遭い間に合うことができなかった。
「戦争の裏切りは、平和なときと比べると子供だましみたいなものだ」
砂漠で車ごと生き埋めになる砂嵐ってすごいですね。
捕虜が指を切り落とされるシーンは、恐くて目を背けたくなります。
ハナを誘うロウソクの道しるべは綺麗ですね。
愛することが罪になる戦争が生んだ悲劇。
わたしは、このロマンスに感動したわけじゃないけれど
現在と過去のロマンスの行方を交互に展開してみせるあたりの
脚本が上手いんでしょうね。
アカデミー作品賞、監督賞ほか9部門。
飛行機の事故で九死に一生を得たものの、
全身やけどで記憶をなくした身元不明の
イングリッシュ・ペイシェント(イギリス人の患者)
と呼ばれる男、アルマシー。
戦争で恋人を失い、その傷心が癒えない
彼を介抱する看護婦、ハナの二人。
「なぜ、僕を生かそうとするんだ?」
しだいに記憶の断片が甦ってくるアルマシー。
彼はかつて砂漠の冒険家で、旅を共にした人妻のキャサリンと
不倫の恋に落ちて激しく愛し合った過去があった。
「苦しんでるのは自分だけだと思ってるの?」
しかし、夫に浮気を感づかれ、
夫は砂漠の中でキャサリンと心中しようとして死亡、
キャサリンは重傷を負ってしまう。
アルマシーは彼女を救うため助けを求めにいくが
軍の妨害に遭い間に合うことができなかった。
「戦争の裏切りは、平和なときと比べると子供だましみたいなものだ」
砂漠で車ごと生き埋めになる砂嵐ってすごいですね。
捕虜が指を切り落とされるシーンは、恐くて目を背けたくなります。
ハナを誘うロウソクの道しるべは綺麗ですね。
愛することが罪になる戦争が生んだ悲劇。
わたしは、このロマンスに感動したわけじゃないけれど
現在と過去のロマンスの行方を交互に展開してみせるあたりの
脚本が上手いんでしょうね。
