映画:い

イングリッシュ・ペイシェント2

2025年11月12日17:28
「イングリッシュ・ペイシェント」96年(C)

アカデミー作品賞、監督賞ほか9部門。

飛行機の事故で九死に一生を得たものの、
全身やけどで記憶をなくした身元不明の
イングリッシュ・ペイシェント(イギリス人の患者)
と呼ばれる男、アルマシー。

戦争で恋人を失い、その傷心が癒えない
彼を介抱する看護婦、ハナの二人。

「なぜ、僕を生かそうとするんだ?」

しだいに記憶の断片が甦ってくるアルマシー。
彼はかつて砂漠の冒険家で、旅を共にした人妻のキャサリンと
不倫の恋に落ちて激しく愛し合った過去があった。

「苦しんでるのは自分だけだと思ってるの?」

しかし、夫に浮気を感づかれ、
夫は砂漠の中でキャサリンと心中しようとして死亡、
キャサリンは重傷を負ってしまう。
アルマシーは彼女を救うため助けを求めにいくが
軍の妨害に遭い間に合うことができなかった。

「戦争の裏切りは、平和なときと比べると子供だましみたいなものだ」

砂漠で車ごと生き埋めになる砂嵐ってすごいですね。
捕虜が指を切り落とされるシーンは、恐くて目を背けたくなります。
ハナを誘うロウソクの道しるべは綺麗ですね。

愛することが罪になる戦争が生んだ悲劇。
わたしは、このロマンスに感動したわけじゃないけれど
現在と過去のロマンスの行方を交互に展開してみせるあたりの
脚本が上手いんでしょうね。


インデペンデンス・デイ4

2025年11月12日17:28
「インデペンデンス・デイ」96年(A)

公開当時は、とにかくなにもかもが大スケールなアクション映画でした。
550kmにも及ぶ空を覆いつくす巨大宇宙船が圧巻です!

冒頭に出てくる自家用機がある家ってうらやましいですね。
わたしもセスナ機に乗ったことがありますが
例えれば、ジェット機が新幹線で、セスナはジェットコースター
といった感じで、爽快感が段違いです。

アメリカ軍は宇宙からの信号をキャッチ。
しかし、それは地球総攻撃のカウントダウンだった。
巨大UFOの攻撃でビルは一瞬で破壊され、
爆炎から逃げ惑う人々の姿にハラハラさせられます。
宇宙人と友好を求めようとする人たちが襲撃を受けるのは可哀そうです。

軍は戦闘機を出して応戦するが、
バリアーの前に核ミサイルでさえ全く通じない。
ウィル・スミス扮するヒラー大尉が唯一生き残り、
エイリアンのUFOを利用して反撃にでる。
ウィル・スミスはこの作品でブレイクしましたね。

世界各国が協働して一般市民から大統領までパイロットになるのは
気持ちいいほどバカバカしいです。
この7月4日を人類生存を懸けて自由のために戦う
世界の独立記念日とかけてるのが上手いですね。
90年代のスターウォーズといってもいいでしょう。
細かいツッコミはなしで楽しめた作品でした。


不眠症 インソムニア2

2025年11月12日17:28
「不眠症:インソムニア」97年(C)

先月みたアル・パチーノ&ロビン・ウイリアムス出演の
同名作品のノルウェーのオリジナル版です。

少女殺害事件の犯人を追跡中、深い霧の中で誤って同僚を射殺してしまう。
これが故意かどうかはわかりませんが、彼には動機がないので
おそらく過失でしょう。

しかし、良心の呵責に悩まされ不眠症になる。
その現場を目撃していた犯人と協力して証拠を消し、
被害者の恋人を犯人に仕立てあげようとする。

トム・クルーズの「バニラ・スカイ」もそうですが
アメリカでは字幕つきの外国語映画は受けないので
うまくわかりやすいようにアレンジしたんでしょうね。

決して悪い映画ではないですけど、わたしの肌には合いませんでした。
同じ見るならリメイク版のほうが解りやすいと思います。


インソムニア1

2025年11月12日17:27
「インソムニア」02年 (D)

インソムニアとは不眠症の意。
アラスカって夏は夜がないんですよね。
「メメント」で成功したクリストファー・ノーラン監督、
アルパチーノ、ロビン・ウイリアムス出演の作品です。

少女殺人事件を捜査中、
誤って同僚の警官を撃ち殺してしまったウィル刑事。
ウィルはその事実を隠そうとするが、
その現場を目撃していた犯人に脅迫され、
少女のボーイフレンドを犯人にしたてあげようとする。

名作なのですが私的にはいまいちでした。
97年のノルウェーの同タイトルのリメイク版ですが
オリジナルのほうをみたかったですね。


いまを生きる4

2025年11月12日17:26
「いまを生きる」89年(A)ロビン・ウィリアムス

「バラのつぼみは早く摘め」
トム・シェルマンがアカデミー脚本賞に輝いた名作です。

伝統、名誉、規律、美徳が4柱の名門ウェルトン校。
そのOBのキーティングが英語教師として新しく赴任する。
厳しい秩序の中、ユーモアあふれる型破りな彼の授業に
生徒達は感化され、校則を破って秘密の詩の創作クラブを設立。
生徒達は新しい自分に目覚め、恋や芝居に夢中になっていく。
しかし、生徒に悲劇が起こり、
キーティングが責任を問われることになる。

ラストシーンの教室を後にするキーティングを
机の上に立って見送る生徒達の姿は感動します。
ロビン・ウィリアムスは理想の父親像、教師像を持っていて
一番好きな俳優です。

いとこ同士4

2025年11月12日17:25
「いとこ同士」59年 (A)

これが今月BSで放送されたのはうれしかったです!
数年前にみて、すごくよかった作品だったので。

まじめな青年シャルルは、学業のためにパリへ上京。
いとこのポールの下宿にお世話になる。
勉強熱心なシャルルに対して、ポールは根っからの遊び人。
毎日パーティ三昧なポールに調子を狂わされつつも
黙々と勉強にはげむシャルル。

パーティでフランソワと出会い、恋に落ちるが
悪友たちのそそのかされ破局。
ポールに彼女を奪われてしまう。

そして、試験当日。
ポールはイカサマで試験に合格するが、シャルルは不合格に。

ラストシーン。
やけになったシャルルはピストルに1/6発、弾をこめ
1/6の確率でポールを殺そうとするが・・
まじめで正直者が損をする都会の理不尽さ。
悲しいけど、これが現実なんですよね・・


愛しのローズマリー2

2025年11月12日17:25
「愛しのローズマリー」01年(C)

「この先、どんなことがあっても月並みで満足するな」
「外見だけで女を選ぶのは間違っている」
「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟のコメディです。

父の遺言で女性を外見でしか判断しなくなったモテない男、ハル。
セラピーの催眠術で心の美しさが外見になってみえるようになる。
その後、彼が出会った美女、ローズマリーは
体重で椅子を壊してしまうほどの太った女性だった。

絶世の美女にみえる彼女と恋に落ちるハルだが
友人の計らいで元に戻ってしまったハルは彼女を傷つけてしまう。
でも、最後はハッピーエンドです。
世の中の男がみんなこうだといいんですけどね。


怒りの葡萄4

2025年11月12日17:24
「怒りの葡萄」40年(B)
監督:ジョン・フォード

「女と寝るのは罪でもなけりゃ徳でもない。人間の行いだ」
いきなりそう説く酔っ払いの説教師。

人殺しの罪で刑務所に4年いた男トムは4年ぶりに農家へ帰るが
家はもぬけの殻。
砂嵐で作物がやられてしまう。
時代はトラクターの登場で、
1台で15世帯の家族が住む家を無情にも奪われていった。
小作農は生きていけず、地主から土地を追い出されていく。

仕事を求めてオクラハマからカリフォルニアへ大移動をする農民一家。
それでも先祖代々生まれ育った土地、自分の土への誇りと拘りは
自分の体の一部のように捨て切れない。
道中、おじいちゃんが倒れる。
葬式のお金がないので、その場で埋葬する。
道中の食費のやりくりもバカにならないので
パン一切れも節約して切り詰めないといけない。
「人間があそこまでみじめになれるわけがない」と情けをかけられる。
おばあちゃんも「おじいちゃんに会いたい」と言って亡くなる。
緑の大地を前に、ここで永眠できるだけが幸い。
これでもかと不幸と苦悩に襲われ、不景気と貧困と戦う一家。

不当な契約をする雇い主。
キレて殴ったら銃を撃つ。関係ない女に当たる。
この辺が残酷。
北野武の「その男、凶暴につき」で似たようなシーンがありましたね。
大恐慌の中のアメリカ。
不景気だとここまで労働者が弱い立場になるとは・・
徹底的に虐待的な描き方をしてます。
そんな中、シャワーを見てめずらしくて喜ぶ子供達が微笑ましい。

「人の魂は大きなひとつの魂の一部なんだ」
「心配いらない。オレは暗闇の中でも母さんの見える所にいる」
と言って去っていくトム。

「女は男より変わり身が早い。男は不器用でいちいち止まる」
「ところが女は流れる川でね。渦や滝があっても止まらずに流れる」
「それが女の生き方よ」
と、女の順応性を知る母。

「金持ちはダメ。子供が弱いと死に絶えるから」
「でも、私たち民衆は違う。死なないわ。しぶとく生きていく」
「永遠に生きるのよ。民衆だから」
と力強く生きると誓う母。

「わが谷は緑なりき」同様、ジョン・フォード監督が名作小説を映画化。
これは、ロードムービーという言葉ができる前の映画かな?
こういう映画のジャンル分けは意味ないですね。
母が貧乏臭くて芯が強い、いい味だしてますね〜
白黒の光りと影を上手く写した映像。
貧しくとも人の心の強さ、人間賛歌を描いた名作です。


【映画】伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇【感想】5

2025年01月04日19:00
ブログネタ
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2025/1/4

【映画】伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇【感想】


イデオンは名作と聞いてても見る機会がなく、
富野由悠季さんもガンダムの人くらいの認識。
ロボットと宇宙戦争のSF好きねー。

異なる文化の異星人との理解と共存は、
現実の外交問題と重なる同じテーマ。
争いが絶えなく、とても難しい問題。
エゴは人の性か?


イデは幾億もの意思の集合体。
無限のエネルギー。それは万能の神?
イデはなぜ人を殺すのか?死こそ救い?
悪しき心を捨て、良き心を持つ次の世代へ。

滅びの死闘の末、魂は解放され生まれ変わる。
世界の再構築。圧倒的なスケールの叙事詩。
全ての始まりを描いた名作で圧巻!

#映画 #アニメ #伝説巨神イデオン


【映画】生きる LIVING (2023年)【感想】2

2024年11月08日18:21
ブログネタ
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2024/11/8

【映画】生きる LIVING (2023年)【感想】


黒澤明の名作をリメイク。

外国人は字幕で映画を見る習慣がないし、
ましてや白黒の大昔の映画ですからね。

それにしても、アマプラで英語音声字幕なし!
英語力を試されて、ちんぷんかんぷん><。

やっぱり、命短し恋せよ乙女の歌がないとねー。
けど、あちらなりの雰囲気は十分ありました。


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