映画:に

ニュー・シネマ・パラダイス5

2025年11月24日09:42
「ニュー・シネマ・パラダイス」89年(S)

これは、わたしのベスト3、
チャップリンを除けばベスト1の映画です。
この作品からは映画への愛がひしひしと伝わってきます。

イタリアの小さな田舎町の映画技師アルフレードと
映画に心を奪われた少年トトの友情。

まだTVもなく、映画が最高の娯楽と言われていた時代。
神父さんがキスシーンとカットして、そのフィルムを集めるトト。
昔はニュースも映画で伝えていたのですね。
昔のフィルムは燃えやすかったので
それが原因で映画館が火事になりアルフレードは失明する。
新しく生まれ変わったパラダイス座でトトが彼の後を継ぐ。

映画館が満員で外で待っている見れない人たちのために
建物をスクリーンにして投射する。
上映中にとなり町までいって前編後編のフィルムを交換して
2館同時上映する。
想像できますか?
いまでは考えられない光景です。

そして青年になったトトの成長とエレナとの恋。
映画のセリフを暗記しているアルフレードいわく、
「人生はお前のみた映画とは違う。
 人生はもっと困難なものだ。」
エレナとの別れの後、トトの旅立ちの日がくる。

以来、30年間音信不通だった村に
有名な映画監督となったトトが
アルフレードの死を聞き戻ってくる。

そして、エレナとの再会。
「おまえは自分のものに愛情を持ちすぎる。
 真心を尽くすのは苦しいわ。
 誠実な人間は孤独よ。」

時が過ぎても初恋の相手は一生心に残るものです。
唯一、トトを理解して映画監督の道へと導いたアルフレード。
そして、取り壊されるパラダイス座。

ラスト、カットされたキスシーンのフィルムを
上映するトト。
彼の映画への愛と人生を凝縮したシーンです。

ちなみに作品中に登場する映画のタイトル。
「どん底」「駅馬車」「揺れる大地」「ノックアウト」
「無法者の掟」「にがい米」「ジキル博士とハイド氏」
「ヴィッシュの消防士たち」「アンナ」「絆」「素直な悪女」
「略奪された七人の花嫁」「青春群像」「貧しいがハンサム」
「ユリシーズ」「さすらい」

このうち、わたしがみたものは2本だけ。
わたしもまだまだですね。


ニュールンベルグ裁判5

2025年11月24日09:41
「ニュールンベルグ裁判」61年(S)

ナチスドイツの戦犯を裁くため、
ニュールンベルグで行われた裁判。
戦勝国が敗戦国を裁く、正義とは何か?

ヘッドフォンと通訳を通して、
英語とドイツ語でかわされる熱い闘弁。

強制収容所に送り込まれ、ガス室で虐殺された
何百万もの被害者たち。
目を覆いたくなるようなユダヤ人の死体の山。
人間の死体をゴミのように処理する惨たらしさ。

2000人ずつ、シャワーと偽ってガス室に送り
30分で1万人を殺すことが可能。

殺すのは簡単だが、死体の始末が大変といういいぐさ。
そして、自分たちの国がやってきたその事実を
知らなかった将校たちと一般市民。
恐ろしいですね。

「憎しみだけでは生きられない
 生きる為には忘れることも必要」とはいうものの・・

何世代、何世紀も許されることではない。
ヒトラーに関わった国や人、すべてに責任がある。
ヒトラーを台頭にした責任が。
犯罪に関与した人間は、すべて有罪と説く判事は、
自害したヒトラーを除く、以下、将校たちを終身刑に下す。
数年後には、彼らは釈放されるのですが、
果たして、この審判でよかったのでしょうか?

これは、わたしが法廷物で一番と思う作品です。
とてつもないボリュームと、テーマの重さですが
すべてのひとにみてほしい映画です。


2001年 宇宙の旅3

2025年11月24日09:40
「2001年 宇宙の旅」68年(B)
監督:スタンリー・キューブリック

人類の夜明け。
野蛮な猿たちが、黒い石板モノリスに触れ、
初めて骨を道具として使うことを覚える。
それが戦いの武器になる。
そして、進化した人間の最新の道具、宇宙船とコンピューターに移る。

木星調査に向かった宇宙船と1人の人格を持つコンピューター
HAL9000。
完全なはずの彼がミスを犯し、故障してしまう。

乗組員たちは彼に疑念を抱き、ストップさせようとするが
彼は反乱を起こし始める。
宇宙空間の静寂、人間の会話を読唇術で見るHALが怖いですね。
人間を助けるための道具が、進化すると人間の手に負えなくなる。

宇宙船の機能を停止して脱出したデイヴが見た異次元の世界。
白い家具が置かれた白い部屋で、モノリスと遭遇する。
それは、人類に知恵を与え導いた神なのか?

この映画、訳解らなくて退屈だったという人は多いのではないでしょうか?
わたしもそうでした。
神秘的で美しい映像は素晴らしいです。
クラシック音楽は、厳粛なイメージをかもし出すけど眠くなりますw
「ブレードランナー」とか、SF物は苦手だし・・
どうも、わたしは映画芸術よりヒューマンドラマが好きなようです。


ニキータ4

2025年11月24日09:38
「ニキータ」(A)リュック・ベンソン

やっぱり、リメイクの「アサシン」よりオリジナルのこっちのほうがいい!
表向きはクールなヒットマンの彼女も生身の女。
彼氏との甘いひとときの間でも、任務で暗殺しなければいけないつらさ。
切ないですね。


二十四の瞳4

2025年11月24日09:37
「二十四の瞳」54年(B)

壺井栄の有名な小説を監督の木下恵介が映画化。

小豆島では小学5年生になるまでは分教場で勉強する。
その分教場に新しく赴任してきた大石久子は
12人の子供たちの担任になる。
トラブルもなく、早速子供たちと打ち解けて
ほのぼのとした生徒たちとの交流が微笑ましいです。

久子が足を怪我して、代わりに男先生がくるが
子供たちは元気がなく、なじめない。
子供たちは先生会いたさに隣町まで遠出をしてお見舞いにいく。
そして、本校で教えることになった久子。
子供たちも成長して本校に上がる5年間の間に
満州事変、上海事変と、世は激動の時代へ向かっていった。

かわいい生徒を軍人として育てることにためらいを感じ、苦悩する久子。
生徒たちの卒業と共に教職を引退する。
やがて、彼女の教え子は戦争へ出兵する・・

そして、終戦後。
教え子の子供たちの担任になった久子。
大人になって親にもなった、かつての教え子たちと再会する。
中には戦死した教え子もいて、涙する久子。
日本の名曲「故郷」がバックに流れ、感無量です。


日曜日が待ち遠しい!4

2025年11月24日09:36
「日曜日が待ち遠しい!」83年(B+)

監督:フランソワ・トリュフォー
出演:ファニー・アルダン、ジャン・ルイ・ドランディニャン

山である男が銃で撃たれて殺される。
猟から帰ってきた社長のベンセルは容疑を掛けられる。
殺されたのは、妻の不倫相手だったことが発覚。
そして、次は妻が何者かに殺されてしまう。
いったい、妻の過去になにがあったのか?
身動きが取れない社長に代わって、秘書が1人で調査に向かう。

警察に見つかりそうになって、とっさに恋人のフリをしてキスをして
やり過ごすのが活きです。
今度は、ふたりの関係が親密になってきたところで、
唐突もなくキスを。
「なぜ、警察がいないのにキスしたの?」
「用心のためさ」
って、憎いわね〜w
夜の街を歩いてて、「いくら?」と聞かれると
とぼけたように時計をみて、今の時刻を答えるw

「死とは奇妙だ。例えば病死は惨いが、死に変わりはない」
「一方、犯罪や殺人の場合は、死が抽象的になり」
「推理小説のように、死よりも事件への興味が先になる」

「女は魔物だ。わたしはそれに獲り付かれたんだ」
「1分後には、また死体がでるだろう」

とにかく、シーンのつなぎが上手く、
物語の展開のテンポが気持ちいいです。
思わず、ぐんぐんと作品に引き込まれていきます。
主演のファニー・アルダンの大人の女性の魅力が美しいです。

舞台の初日が次の日曜日で、稽古に明け暮れる役者たち。
「日曜日が待ち遠しいのよ!」はそういうことだったのね。
犯罪映画なのに、ラストは意外と明るいというか
無理矢理ハッピーエンドにしちゃった?って感じです。
それが、ウィットに富んでるということなのですね。


2ペンスの希望3

2025年11月24日09:35
「2ペンスの希望」51年(B)

貧しい一家の稼ぎ頭、アントニオは兵役から村に帰ってくる。
彼にはカルメラという恋人がいるが、花火職人の彼女の父は
ふたりの結婚に猛反対。

アントニオは仕事を探して組合を作り、
バスの運転手になるが大失敗。
しかたなく、似合わない教会に雇ってもらうことになる。
やがて、彼はひと知れず村を出るのだが・・

「地獄より恐ろしいのは息子に取り付いた娘です」

アントニオを夢中で追いかけるカルメラ他、
個性的な村人の性格がおかしいです。
3つの映画館が掛け持ちでひとつのフィルムを運ぶのは
「ニュー・シネマ・パラダイス」を思わせます。

「ママ、金色の雨が降ってきた」

アントニオが村を出て消息不明になり、
彼に捨てられたと失望するカルメラは
花火の事故で自殺しようとする。

「ぼくがほしいのはカルメラの美しさだけだ、
 持参金なんていらない」

と、カルメラの父の前で服を脱ぎ捨て駆け落ちするふたり。
主人公のアントニオが好青年で本当にいい男なのですよ〜!
この作品のノリはまるで50年代のアメリカ映画のようです。
わたしはけっこうイタリアの映画と相性がいいのかもしれません。


【映画】人情紙風船 1937年 山中貞雄【感想】3

2023年03月03日18:24
ブログネタ
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「人情紙風船」昭和12年(B)監督:山中貞雄

貧しい下町の長屋。
ひとりの侍が首を括り、通夜と称したお祭り騒ぎ。
浪人の又十郎は、地主の毛利に手紙を渡したいが
取り合ってもらえず、絶望した彼は妻と心中する。
紙風船が風に流されて転がる様子が哀愁に満ちてます。

まぁ〜、このビデオがレンタルできて本当に嬉しかったです。
ツタヤもなかなかやりますね。
数年前、BSで一度みたときすごく感動したのですが
エアチェックしてなくて、監督も誰だかわからなくて
みる機会がなかったのですよ。

初めてみたときはSクラスの満足度だったのですが
今回、あまり話がわからなかったのか、
あまり感動できませんでした。
もしかして、感性が鈍ってる?><
納得いかないので、もう一度みる必要がありますね。


2023/3/3

【映画】人情紙風船 1937年 山中貞雄【感想】


貧乏侍が世話に頼る役人に邪険にされ、心中する。

長屋連中は首括りが出る度に、
通夜で酒が飲めると喜んで大騒ぎ。

流れ行く紙風船の悲壮感がやるせないこと!
初めて見たときは衝撃が走りました。


担え銃3

2006年06月08日22:40
ブログネタ
映画鑑賞日記 に参加中!
2006/6/8

1918年 アメリカ製作

「担え銃」(になえつつ)(★★★☆☆)

監督:出演:チャールズ・チャップリン


あ〜、ひさしぶりに笑ったw

家族からの手紙をうらやましそうに覗き見。
チーズを放り投げて、兵士の顔にべっとり。
メガホンをくわえて、水に浸かりながら寝る。

木に変装するチャーリーが傑作!
追いかけるデブが土管に入ろうとして詰まってしまうw

チャップリンの映画には、
身軽な小男と、厳つい大男の構図のギャグが多い。
この頃から確立されてたのね。

改めて、パントマイムって
人の考えや会話が想像できるのが楽しい♪
笑いを言葉で説明するのは、野暮ってもの。
見た人それぞれが、好きなように感じ取ればいいんです。

ただ、気になったのが、
チャップリンが戦争の映画を作るのはどうかと思ったんだけど、
これ、別に戦争を題材にする必要はないし、
取って付けたような反戦のメッセージなんていらないじゃん。

まあ、過酷な戦場の中で笑いを生み出すのが
すごいところなんだろうけど、
どうも、チャップリンらしくない違和感がありました。
戦争を美化してるようでね。
映画会社にこう作れと言われたっていうのは、考えすぎ?
やっぱり、そんなの気にしないで笑って楽しむのが一番ですね。

みんなのシネマレビュー
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=5443

映画:ニューヨークの恋人4

2006年02月18日19:41
「ニューヨークの恋人」01年(A)メグ・ライアン

1876年から次元の裂け目に入り現代にタイムスリップしてきた
貴族のレオポルド公爵。
時代のギャップから、街に出て早速トラブルを起こします。
このへんはお約束ですねw
そしてケイトと出会い、恋に落ちる。

ひったくりを捕まえるため、馬に乗って追いかけるシーンは痛快です。
ケイトの弟とすっかり打ち解け、お互いに恋の駆け引きを
教えあうのがほほえましいです。

「真の勇気とは、待つのが危険でも栄光でも
 前を見据えて恐れずに足を踏み出すことだ」

れっきとした態度で誇り高いこのレオポルド、
誠実で知識も豊富な紳士で、本当にいい男です!
しかし、だれも彼が過去からきた人間だと信じてくれない。

クライマックスで彼の本当の正体を知ったケイトは・・
ラストはロマンティックな終わり方で本当に素敵でした。
わたしはこういうのに弱いのですよ〜w
というわけで、
ヒュー・ジャックマンとメグ・ライアンに大ボーナスです!



「ニューヨークの恋人」01年(B)

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン

19世紀の1876年から
現代のNYにタイムスリップしてきた貴族レオポルド。
エレベーターを開発した人なのね。
おかげでNY中のエレベーターが動かなくなる。

彼を連れてきたスチュアートの元カノのケイトと
時代のギャップから次々とトラブルを巻き起こす。
仕事や私生活が上手くいかないケイトはキレまくり。

「いい教訓になったわ。おとぎ話は絵本だけ」

現代人にはない紳士的な態度に最初は戸惑うものの
次第に魅かれていくケイト。

「わたしの恋愛は失敗ばかり」
「それは本当に好きな人に会ってないだけじゃないかな」

馬に乗って引ったくりを追いかける姿は
いつ見てもしびれるわ〜w

「真の勇気とは、先に待つものが何であれ
 恐れずに一歩踏み出すことだ」

ひょうきんなケイトの弟チャールズと
女性のアプローチの仕方を助言しあう。
「ティファニーで朝食を」の「ムーン・リバー」って曲は
アメリカではラブソングの代名詞になってるのね。
元カレのスチュアートが、
ケイトとレオポルドの仲を取り持つなんていい人ね。

タイムスリップとかメチャクチャなところもあるけど
ラブコメとしてとっても楽しい。

とにかく、ヒュー・ジャックマンの
誠実で男らしい紳士役がすごくカッコイイ!
もちろん、メグ・ライアンもキュートでかわいい。
もうけっこう年なのに、
それを感じさせない魅力ってうらやましいわ〜w


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