映画:や

山の音2

2025年12月03日18:32
「山の音」54年{昭和29年}(C)

監督:成瀬巳喜男
出演:原節子

川端康成の小説を映画化。

頭がボケてきたおじいちゃんが、立派なひまわりの花をみて
人間の頭を外して病院に預けて、中身を洗濯してさっぱりできたらいい
って話がおかしいわ。

おばあちゃんが寝てる横で読書するおじいちゃんが
おばあちゃんの鼻をつまんでイビキを止めようとするw

夫は外で浮気をしてるのに、嫁は義父がやさしいせいか
やきもちも焼かずに妙に朗らかでほんわかしてる。

「親の生涯の成功か失敗かは、子供の結婚の成功か失敗かによる」

父はなんとか夫を矯正しようとするが、夫の態度は冷淡で
すごくイメージが悪いです。
それに比べて嫁の原節子はいじらしいです。
夫よりも義父を好いてますからね。

そんな嫁は、夫の浮気が原因で流産してしまう。
それとは逆に、浮気相手の女に子供ができてしまう。
もう、ドロドロね・・

う〜ん、嫁が見た目は明るく振舞ってるのに、
可愛そうで救ってあげたい気持ちでした。
義父と嫁の絆の深さが泣かせます。

でも、原節子が出てこなかったらつまらなかったかも?
なんとなく、小津作品のような味わいがありました。


山の郵便配達3

2025年12月03日18:31
「山の郵便配達」99年(B)

定年で隠居する父のかわりに
息子が郵便配達の仕事を引き継ぐ。

険しい山岳地帯で、移動は徒歩で3日で120kmという
きつい仕事。

初めての仕事に父も付き添い。
父と一緒だとなんとなく気まずい息子。
配達先の人々とのふれあいで、父の偉大さを知り、
お互い分かちあっていく。

中国の自然の美しさと、田舎の人情。
仕事で忙しく、いままで疎遠だった父を
初めて「父さん」と呼ぶシーンがいいですね。

亡き母の言葉
「山のひとが山に住む、それが一番合ってるから」

父は成長した息子を信頼して
すべてを彼にまかせて引退する。


柔らかい肌2

2025年12月03日18:30
「柔らかい肌」64年(C)
監督:フランソワ・トリュフォー

この時代にもう現在のジェット機と同じ物があったのに
ちょっと驚き。
いまだに飛行機が怖くて乗れない人もいるのにね。

講義の出張先で出会った若いスチュワーデスのニコルに魅かれる
所帯持ちの中年作家ピエール。
やがて密会を重ねていき親密になるが、
世間体を気にして窮屈になり、逃避行をする。

「人間の不幸の原因はただひとつである」
「部屋に落ち着いておれぬことだ」

前半はありふれた不倫劇。
はあ、今も昔も人間は同じで進歩ないのね・・
タイトルの通り、ピエールがニコルの肌を愛撫するシーンは官能的。
豹柄の服を着る女は恋が好きだって。

しかし、妻に浮気を感づかれて離婚を迫られる。
夫の写真からニコルの存在を知り、殺意を覚える妻。
ニコルは、ピエールの想いに付いていけなくなり、離れていく。
しかたなく、妻とやり直そうとするピエール。
そして、妻とピエールが出会った時、不幸が起きる・・

人間とはかくも愚かな生き物なり。
成瀬作品を思わせるような内容ですね。
途中で結末が予想できたのが残念でした。


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